1/4

観光記

¥1,500 税込

別途送料がかかります。送料を確認する

¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

観光記/池田彩乃


「眺めを言葉に渡す。誰かがそれを読む。私を訪れたものは、この指先を通り抜けいずれ遠くへ出かけることになる」

「詩人・デザイナー・遊びを思いつくひと」として活動されている池田彩乃さんによるエッセイ・詩集。2013年から2020年1月に書かれた55篇が収録されています。
身の回りのできごとや心の微細な動き。自らの元へやってきたそれらを言葉に書き起こしてゆくこと、それが池田さんにとっての「観光」なのかもしれません。


目次
1.
詩の所在
生者の特権
思い出すのにもってこいの日
6時00分発京都線河原町行き
測れないかなしみ、肩代わりできない痛み
わからなくて泣く
おおきなものに降られながら一滴ずつ濾過する
野の歌
みんなで分担する
先生のはなし(緊張をほぐすレッスン)
私の荒野
来たる言葉を待ってくれ
成る
銀河を作る
ぜんぶ未来にまかせたい
ずっとこのひとに愛されたかった
全ての離別へ私が語ること
ツルツルの奥歯
ここにないもの、ここに在るもの、ここに在ったもの
先生のはなし(言葉でなにかを殺すこと)
想像すること
私たちの交歓、私たちの呼吸、私たちの散歩
いてほしいひとになる
平和の作り方
持ち場から持ち場へ
401号室の住人の帰宅
愛情
なにをしているの(どうやって生きているの)その問への返答について
頑張らない方法をおしえてください
告白する勇気をください
おとなの風邪
こころ
ベランダからの便り
抱擁の言語
4月1日にしか話せないこと
息の守り方
あなたの季節

2.
言葉がなかったら生きられなかった星
私はなりたい
光を観ている
旅する惑星
ここはひとりでは立ち行かない世界
いい
庭に立つ、庭に転がる
うつくしい暗やみを眼差す屋根
歩行
汎用的私信
言葉に渡す
消える
ハルに会う
台風19号
その夜あなたと話したこと
2019.4.17
輪郭を思い出す/おまえに見えていないうつくしさ
歓びについて


新書サイズ(103×182mm) / 104P / 本文モノクロ

制作・発行:池田彩乃(おめでとう/言祝出版)

店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (26)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,500 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品