セレクトされた新・古本と珍しい雑貨が並んだ本屋さん
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芸術人類学
¥3,080
芸術人類学 中沢新一 『カイエ・ソバージュ』全五巻や『アースダイバー』で到達した「対称性の知性」をさらに発展させ、レヴィ=ストロースの構造人類学とジョルジュ・バタイユの非知の思想を横断的につないでゆく未曾有の試み。先史時代に花開いた洞窟壁画から縄文土器に表現された造形的思考へ、さらには山の宗教で顕わにされた自然智から西田幾多郎・田邊元が大成したヤポネシアの哲学まで。華厳経とマトリックス的思考、数学と精神分析、友愛と自由に満ちた歴史学の構想など、来るべき野生のサイエンスの全体像が提示される。 四六判 / 392P / 並製 発行:みすず書房 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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アンドレ・ケルテス『読む時間』
¥2,420
見果てぬ海 田川基成(写真) 20世紀で最も重要な写真家の一人として知られるアンドレ・ケルテス。彼は何かに心を奪われ夢中になっている人々の姿をとらえることに関心をもっていたが、本書は、1915年から1970年まで世界のあちこちで彼が撮影した「読む」ことに心を奪われた人々の姿を集めたものである。きわめて個人的でありながら同時に普遍的でもある瞬間をとらえたこの写真集は、「読む」という孤独な行為のもつ力と喜びを見事に表現している。谷川俊太郎氏による「読むこと」という書き下ろしの詩を巻頭に。大切な人へのプレゼントとしてお薦めしたい一冊。 210mm×165mm / 75P / ハードカバー 発行:創元社 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。 梱包開封後は返品不可となりますのでご注意ください。
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田川基成『見果てぬ海』
¥4,950
見果てぬ海 田川基成(写真) 海の向こう側から、はじめて自分が育った島を見た。 故郷・長崎の海を巡る旅 写真家・田川基成が自身の故郷である長崎の海を旅して撮影した写真集。 数々の島と海辺を巡り、中判フィルムに収められた81点の風景やポートレート。 海に生きる人々や、カトリック、かくれキリシタン、仏教、神道など土地に息づいた信仰。その営みや自然風景、故郷の島での生活を、船に乗り海を旅する視点を通し、アメリカン・ロードトリップの手法で一冊の写真集にまとめた。 かつてそこに存在した死者や、先祖たちの意思、土地の記憶。 15歳で故郷の島を離れてから、旅を続けてきた田川が、過去を振り返りながら目の前の海を見渡すとき、写真はその海に漂い土地に刻まれた記憶を呼び覚ます。 長崎の海や自身の人生について綴った「後記」と、被写体のインタビューやエッセイを別冊子にまとめた「撮影ノート」、計約1万9000文字の文章も収録。それぞれのページの写真とキャプションの関係性も含め、時間を読むような写真集。英訳付き。 237mm × 270mm / 180P(撮影ノート 12P 付) / ハードカバー 発行:赤々舎 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。 梱包開封後は返品不可となりますのでご注意ください。
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小野啓『モール』
¥3,300
モール 小野啓(写真) 小野啓は、2002年から「青い光」や「NEW TEXT」というシリーズで日本全国の高校生を撮り続けてきました。 ウェブを通じて撮影を希望してくる彼らと出会うために、小野は日本中を移動し、各地でモールの建設が増えていることを実感します。やがてモールは、被写体である高校生たちの馴染みの空間として、撮影場所にも多く登場するようになりました。 モールの風景を捉えることは、変化していく日本の風景を見つめ、そこで生きる私たちの生活や在り方を問いかけることになるのではないか──小野は2010年代に入り、モールの撮影を本格的に継続します。 人の欲望やそれぞれの差異を覆い隠す、巨大な箱のような外観。その中に登場する人々の、日常と地続きでありながら少し浮遊するような振る舞い。ひとつの街でもあるモールは、地元の風景にどのように接続し、見え隠れするのか。 そして時間の経過によって廃墟となるモールも現れ、しかし今日もどこかで建設が進む現場。 20年にわたる撮影を通して、人々の共通体験となったモールを記録し、その内側と外側から、社会の循環と人の営みを見ようとする試みです。 182mm × 226mm / 116P / ハードカバー 発行:赤々舎 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。 梱包開封後は返品不可となりますのでご注意ください。
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片岡 俊『Life Works』
¥5,500
Life Works 片岡 俊(写真) 片岡俊は、「自然」と「人」の関わり合いに着目した写真作品を制作しています。初の写真集『Life Works』は2010年の作品制作の始まりから現在に至るまで、ひとつの庭を舞台に撮影したシリーズになります。 半世紀以上にわたりその庭で、野菜や植物を育て、草をむしり水を撒いてきた祖父の営み。しかしその年齢が80歳に差し掛かる頃、変化が訪れます。鬱蒼と育っては枯れるを繰り返す、自生する植物の存在 ──。自由に育つ植物と祖父の手の二つが交差した時間が、カラーフイルムによって丹念に焼き付けられています。 地面に落ちた種子の一粒から始まり、絶え間ない変化を生む植物の密集した循環の歳月。場所に関わる人の手の跡が混じり合い、やがて人がこの世から去った後も手製の枠は残り、葉擦れの音はやむことがありません。時がもたらす変容や堆積が、片岡の「見つめ」続ける態度によって克明に刻まれていきます。 どこか懐かしい緑のバインダーを思わせる装丁にくるまれた、植物と人との共生。庭から始まる宇宙。『Life Works』は、片岡の作家としての基点を告げる一冊でもあるでしょう。 250mm × 188mm / 100P / ハードカバー 発行:赤々舎 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。 梱包開封後は返品不可となりますのでご注意ください。
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野口里佳『不思議な力』
¥3,630
不思議な力 野口里佳(写真) 野口里佳はこれまでに、水中や高地、宇宙といった未知の領域と人間との関わりをテーマにした作品を手がけてきました。 近年では、日常や周囲に満ちる無数の小さな謎の探求を通して、見るものの感覚や想像を解き放つような表現を追求しています。 東京都写真美術館での個展「野口里佳 不思議な力」に際し刊行される本書では、30年にわたって自由な写真・映像表現を追求してきた野口の過去の作品シリーズと近作、新作を、それぞれの作品が呼応しあうように構成し、その作品表現に通底する本質と魅力を浮かび上がらせます。 初期作品「潜る人」(1995年)から、「夜の星へ」(2014年、2015年)、そして最新作「ヤシの木」(2022年)まで、時間や場所も超えていく写真の「不思議な力」に導かれるように、野口がこれまでに出会ってきた様々な現象や光景が描き出されます。 また、父が生前に遺していたネガを、野口の眼差しを重ねてプリントした「父のアルバム」(2014年)は、「人はなぜ写真を撮るのか」と写真の根源を問い直す契機となりました。 ここにいて、どこまで遠くに行けるか ── それぞれの存在がこの世界に生きていることの意味を見つめ直し、また写真・映像のもつ「不思議な力」とは何なのかを考えるきっかけとなる一冊です。 263mm × 228mm / 136P / ソフトカバー スリップケース付 発行:赤々舎 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。 梱包開封後は返品不可となりますのでご注意ください。
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頭山ゆう紀『残された風景』
¥4,950
残された風景 頭山ゆう紀(写真) 頭山ゆう紀の「残された風景」は、亡き祖母の在宅介護の時間に撮影されたシリーズである。 コロナ禍での介護の日々、ある閉ざされた状況のなか、近所に買い物に出るわずかな時間に切実な息抜きとして撮られた。瞬間の光と色が射す風景写真が並ぶ。 一方、その合間に現れるモノクロ写真は、家から出られなくなった祖母の視線をイメージして撮影された。幻覚が見えるという祖母の視線に寄り添うように、部屋の窓から庭を撮った写真群。 この二つの視点が混ざり合い、「残された風景」は編まれた。 祖母の姿は一枚も写っていない。介護する側と介護される側との時間の違いが克明に表れる。 残された写真は不在を告げるとともに、残された者にとって、祖母との対話を続けるよすがとなった。 本書の表紙には、境界が揺らぐようにカラーとモノクロの写真が透けて見えている。 頭山ゆう紀の最初の写真集『境界線13』(2008年)には、友人を亡くしたことへの喪失感が流れていた。写真を撮ることで息をし、喪失と向き合い、不在のひとを理解していく過程。 いま『残された風景』も喪失を超え、人が人をケアすること、つづいていく対話へと開かれている。 210mm × 152mm / 176P / ソフトカバー 発行:赤々舎 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。 梱包開封後は返品不可となりますのでご注意ください。
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常設展へ行こう!
¥2,750
常設展へ行こう! 奥野武範 学芸員さんに常設展への「愛」を聞いてみたら... 初心者でも100倍楽しめるようになる 所蔵作品&コレクションの哲学が詰まってた! ◎装画&スペシャルゲスト/和田ラヂヲ(ギャグ漫画家) ◎寄稿エッセイ/和田彩花(アイドル) 珠玉の20世紀美術を堪能できる富山県美術館。 シャガールの巨大な舞台背景画に圧倒される青森県立美術館。 世界で唯一、モネから直接購入した《睡蓮》が見られる国立西洋美術館。etc. 全国12の美術館・博物館に常設展についてインタビューした 「ほぼ日」人気連載が、パワーアップして一冊の本になりました。 四六判 / 352P / 並製 発行:左右社 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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文学は実学である
¥3,960
文学は実学である 荒川洋治 1992年から2020年まで28年間に発表されたエッセイより86編を精選。『夜のある町で』『忘れられる過去』『世に出ないことば』『黙読の山』からの諸編に加え、同時期の名編と単行本未収録の追悼「加藤典洋さんの文章」など近作8編を収める。ことばと世間、文学と社会、出版と時世に、目を凝らし耳を澄ませてきた荒川洋治。その文章世界がこの一冊に凝縮している。 「いま本を読み、本について書く日本語の使い手の中で、間違いなく最高のひとり」(高橋源一郎)、「同時代に荒川洋治という書き手をもつのは、この上なく幸せなことなのだ」(池内紀)など評価はじつに高い。 困難な時代であればあるほど、文学の実力は認められる。「これまで「実学」と思われていたものが、実学として「あやしげな」ものになっていること、人間をくるわせるものになってきたことを思えば、文学の立場は見えてくるはずだ。」(本書「文学は実学である」より)。初のベスト・エッセイ集。 四六判 / 352P / ハードカバー 発行:みすず書房 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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⾃⼰否定をやめるための100⽇間ドリル
¥1,760
⾃⼰否定をやめるための100 ⽇間ドリル 坂⼝恭平 あなたを否定するのは誰か? 自身も長らく躁鬱病をわずらい、「いのっちの電話」で死にたいと悩む人たちの声を聞き続けてきた、坂口恭平さん。誰もが一度は経験のある「自己否定」を8つのステップで解明します。自分で自分をいじめない方法を伝授します。 目次 はじめに STEP 1 自己否定とはなにか STEP 2 自己否定を書き出す STEP 3 第三者を登場させる STEP 4 あなたを否定するのは誰か? STEP 5 元気な時の自己否定 STEP 6 自己否定と葛藤 STEP 7 自己否定の正体 STEP 8 一人ではなくなる おわりに [日記]自己否定をやめる100日 四六判変形 / 310P / ハードカバー 発行:アノニマ・スタジオ 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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子どもと文学 増補新版
¥1,100
子どもと文学 増補新版 石井桃子、いぬいとみこ、鈴木晋一、瀬田貞二、松居直、渡辺茂男 子どもの文学はおもしろく、はっきりわかりやすく――。戦後日本の児童文学をリードした著者たちが、その草創期に、小川未明や新見南吉らの作品、昔話やファンタジーを読み解き、子どもにとって真に大事なものは何かを追求した児童文学論の記念碑的著作。新たに石井桃子・瀬田貞二の連続講演、鈴木晋一による回想記を収録。〈解説〉斎藤惇夫 156mm × 105mm(文庫判) / 320P / 並製 発行:中央公論新社 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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冬の本
¥1,870
冬の本 青山南ほか83名 冬に読んだ本や、冬になったら思い出す本。冬に出会った本や、冬のような本。冬と一冊の本をめぐる書き下ろしエッセイ集。 執筆者一覧 青山南、秋葉直哉、淺野卓夫、天野祐吉、安西水丸、いがらしみきお、池内紀、池内了、石川美南、井嶋ナギ、伊藤比呂美、伊藤礼、井上理津子、岩瀬成子、上原隆、宇田智子、内堀弘、大竹昭子、大竹聡、大谷能生、岡尾美代子、岡崎武志、荻原魚雷、角田光代、片岡義男、木内昇、北澤夏音、北沢街子、北村薫、北村知之、久住昌之、小林エリカ、越川道夫、小西康陽、近藤雄生、佐伯一麦、柴田元幸、杉江由次、杉田比呂美、鈴木慶一、鈴木卓爾、鈴木理策、曽我部恵一、高橋靖子、高山なおみ、田口史人、竹熊健太郎、武田花、田尻久子、田中美穂、丹治史彦、友部正人、直枝政広、長崎訓子、名久井直子、能町みね子、橋口幸子、蜂飼耳、服部文祥、浜田真理子、早川義夫、平田俊子、平松洋子、文月悠光、穂村弘、堀込高樹、堀部篤史、ホンマタカシ、前野健太、万城目学、又吉直樹、松浦寿輝、町田康、南博、森山裕之、安田謙一、柳下美恵、山崎ナオコーラ、山下賢二、山田太一、山本善行、吉澤美香、吉田篤弘、吉本由美 装丁 和田誠 四六判変形 / 200P / 上製 発行:夏葉社 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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改訂新版 東京わざわざ行きたい街の本屋さん
¥1,980
改訂新版 東京わざわざ行きたい街の本屋さん 和氣正幸 本屋ライター・和氣正幸氏が個性豊かな164軒のときめく本棚を訪ねる 2017年6月に発売した『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』(GB刊)では 東京にある個性的な書店を130軒紹介し、 ありがたいことにとても好評いただきました。 それから7年ほど経ち、残念ながら閉店してしまった書店もある一方、 小規模ながら個性あふれる「独立書店」の数はここ数年で増加しています。 本書では、新しくオープンした書店など80軒以上を盛り込んで 東京周辺の素敵な本屋さんを紹介しています。 148×210mm(A5判) / 192P / 並製 発行:ジー・ビー 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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積ん読の本
¥1,694
積ん読の本 石井千湖 本を読むよりも買うスピードが上回ったまさにその瞬間から「積ん読」は始まる。部屋の片隅に、1冊、また1冊と積み上げられる「積ん読」の山を見て、人は焦り、罪の意識を覚え、自嘲するのだ。 そもそも「積ん読」とはなにか。その言葉の歴史は意外にも古く、明治時代にまで遡る。100年以上に渡って受け継がれてきた日本の読書家たちの「伝統芸」は、今や「TSUNDOKU」として世界の共通語ともなった。 そんな「積ん読」の本質に迫るべく、ブックレビュアーの石井千湖が、斯界の本読み12人の「積ん読」事情を探るインタビュー取材を敢行。ある者は「積ん読」こそが出版界を救うものだと熱く語り、またある者は「積ん読」にこそ書物の真の価値があるのだと断言する。 写真に収められた圧巻の「積ん読」の山と、「積ん読」を語るその言葉を一読いただき、読書家諸氏におかれては、ほっとするなり、笑うなり、共感するなり、感心するなり、呆れるなりしていただきたい。 飯間浩明(辞書編纂者) 池澤春菜(作家、声優) 小川公代(英文学者) 小川哲(作家) 角田光代(作家) 柴崎友香(作家) しまおまほ(マンガ家、イラストレーター) 管啓次郎(翻訳家、詩人) 辻山良雄(Title店主) マライ・メントライン(ドイツ人) 柳下毅一郎(特殊翻訳家、映画評論家) 山本貴光(文筆家、ゲーム作家) *50音順 148×210mm(A5判) / 144P / 並製 発行:主婦と生活社 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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ぼくの部屋においでよ
¥1,980
ぼくの部屋においでよ モトムラケンジ/富永珠梨/早坂大輔 ひとりより、ふたりで聴くためのレコードガイド。 フリーソウル、サバービア、カフェ・アプレミディ、ディモンシュにひとり。90年代から2000年代にかけて存在したたくさんのレコードガイドをたよりに音楽の旅をしたかつての恋人たち、そして2020年代を生きる恋人たちに捧ぐ、甘くてほろ苦いレコードガイド。 ひと組の男女が出会い、共に暮し、そして別れるまで。まるで短編小説のようなストーリーを軸にさまざまなシチュエーションに合わせ選盤したレコードを約160枚紹介。豪華執筆陣によるコラムも。 128mm × 182mm(B6判) / 106P 発行/BOOKNERD 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版
¥1,000
わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版 くどうれいん 作家・歌人のくどうれいんさんが盛岡の書店「BOOKNERD」より刊行した、食をめぐるエッセイ集です。 2016年の刊行から現在まで、リトルプレスとしては異例のロングセラーとして読み継がれています。現在のくどうさんの原点とも言える、ファン必携の一冊です。 105 mmx148 mm(文庫本サイズ) / 78P 発行/BOOKNERD 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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本屋の周辺Ⅲ AROUND THE BOOKSTORE
¥1,100
本屋の周辺Ⅲ AROUND THE BOOKSTORE 松永弾正 旅をして、本屋に赴き、話を聞く。資料を探り、事実を整理し、書き残す。本屋の歴史を繋げていく。「そこに本屋があった記憶」を留める本屋訪問記。 神保町、長野、福島・相馬から鳥取、そして韓国へ。旅程とともに、文献調査の範囲も広がったシリーズ第三巻。 105 mmx148 mm(文庫本サイズ) / 120P 発行/エイチアンドエスカンパニー(H.A.B) 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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パレスチナ詩集
¥1,540
SOLD OUT
パレスチナ詩集 マフムード・ダルウィーシュ 著, 四方田犬彦 訳 「世界の果てに辿り着いたとき、われらはどこへ行けばよいのか。/最後の空が終わったとき、鳥はどこで飛べばよいのか。」詩を喪失したとき、敗北した国はさらに敗北する。ホメロスに始まる西洋文学がつねに勝者の側から語られてきたとするならば、今こそ敗者の声を詩に結実させなければならない。本書はパレスチナの亡命詩人の、生涯を懸けた絶唱である。 【目次】 道のなかにさらなる道/この大地にあって/また野蛮人がやって来る/死んでいるわたしが好き/山裾の上、海よりも高く、彼らは眠った/あそこに夜が/アデンに行った/敵が遠ざかると/アナット変幻/イムルウ・ル・カイスの、言葉によらない論争/異邦人に馬を /壁に描く 訳註 訳者解説 四方田犬彦 148mm × 105mm(文庫判) / 208P / 並製 発行:筑摩書房 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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感情の海を泳ぎ、言葉と出会う
¥1,870
SOLD OUT
感情の海を泳ぎ、言葉と出会う 荒井裕樹 良い文章ってなんだろう?生きづらさの表現と向き合ってきた文学者が「書くこと」について綴ったエッセイ。 目次 はじめに とはいえ、を重ねながら綴る 急須のお茶を飲みきるまでに 何者かでありすぎて、自分以外ではない 押し込められた声を聞くことができるか やさしい言葉 書いた気がしない本 憧れる言葉 羨ましい読まれ方 遠くの場所で言葉が重なる 伸ばせたかもしれない翼を語る 時々こうして言葉にしておく 感情の海を泳ぐ 生きられた世界に潜る ずれた言葉の隙間を埋める 心の在処を表現する 世界を殴る 何かするとは、何かすること 自分がやるしかない証明作業 言葉にこまる日のこと 子どもと生きる 「仕方がない」が積もった場所で 「分かってもらえない」を分かち合いたい 下駄を履いて余力を削る 文章と晩ごはん 128×182mm(B6判) / 208P / 並製 発行:教育評論社 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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かわいい江戸の絵画史 第2版
¥1,980
かわいい江戸の絵画史 第2版 金子信久 江戸時代の「かわいい絵」の魅力と歴史に迫る1冊! 各地の展覧会で話題のモフモフ子犬絵を新収録した、待望の第二版! 「かわいいものがどう表現されてきたか」に興味をもって日本の美術を見渡せば、 目を見張るような画家の技術やアイディアが浮かび上がります。 …かわいい美術もまた、豪華な美術に負けない大きな創作領域であり、 そこには、ひとつの立派な美術史があります。 (巻頭・「かわいい絵」にも美術史がある より) 148×210mm(A5判) / 148P / 並製 発行:エクスナレッジ 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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日記の練習
¥1,870
日記の練習 くどうれいん 「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」 小説、エッセイ、短歌、絵本と幅広い創作で注目される作家、くどうれいん。その創作の原点は日記にあった。そんな彼女の日記の初の書籍化が本書である。日々の短文日記=「日記の練習」とそれをもとにしたエッセイ「日記の本番」をとおして浮かび上がる、作家くどうれいん一年間の生活と思考と情動。書かなかった日も、あまりに長くなってしまう日も、それこそが日常のなかの日記だ。 127×188mm(四六判) / 256P / 並製 発行:NHK出版 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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川島小鳥 写真集 『vocalise』(サイン本)
¥3,630
vocalise 川島小鳥 名作写真集『未来ちゃん』に収録されなかった旅の写真が、13年越しに写真集になりました! (写真サンプルは試し読み冊子のものです。実際の写真集の印刷とは異なりますのでご了承ください) 本作は、『未来ちゃん』の制作時にヨーロッパ各地の夏の風景のなかで撮影されました。今回、未来ちゃんの幻の夏の旅として、13年の時を経て写真集になりました。 タイトルのvocalise(ヴォカリーズ)とは。歌詞のない母音だけで歌われる歌唱法のこと。未来ちゃんが目にする言葉にする前の新鮮な世界そのものが一冊に綴じられています。 A5横変型判(148mm×219mm) / 128P / ハードカバー 発行:ナナロク社 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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ホームレスでいること
¥1,540
SOLD OUT
ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ(シリーズ「あいだで考える」) いちむら みさこ 著者は公園のテントに20年以上暮らし、ほかのホームレスたちと共に生きる場をつくりながら、ジェントリフィケーションやフェミニズム、貧困などをめぐる活動をしてきた。本書では、公園や路上での生活や、ほかのホームレス女性たちとの営み、街の再開発とそれに伴うホームレスの追い出し、ホームレスへの襲撃などを伝え、現代社会の風景の中の「見えているのに見えないことにされているもの」「隠されているもの」「消されたもの」について、読者に語りかける。(装画:いちむらみさこ) 148mm × 105mm(文庫判) / 160P / 並製 発行:創元社 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。
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世界マヌケ反乱の手引書 増補版
¥968
世界マヌケ反乱の手引書 増補版 ――ふざけた場所の作り方 松本哉 金持ち優先社会で働きまくるのはもう飽きた! 面白い店や場所でとんでもない人々と繫がり、楽勝で生きよう! 第 1 章は基本の仲間の作り方。第 2 章は儲からない店の開き方。第 3 章では国内&海外のオルタナティブスペースのやり方を紹介。第 4 章では独自のパスポートや通貨を作り国境を超えて祭りを行う。 148mm × 105mm(文庫判) / 352P / 並製 発行:筑摩書房 店舗併売品の為、万が一店頭で売り切れとなった場合はキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承下さい。